秋葉原は住む街じゃない?

ヲタクの人なら一度は考える事があるでしょう。
秋葉原に住んでみたい、と。
歩いてヲタクの聖地である秋葉原界隈を徘徊する事が出来る、そしてイベント事が沢山催されるので参加も容易になる。
ちょっと遠くへ出かける場合でも、山手線はじめ主要な路線はほぼ通っている、最強の場所とも言える場所です。

秋葉原を住む場所と考えたら?

帝塚もそんな人間のうちの一人で、起業する際に色々と調査・シミュレーションをしました。
結論は、収入基盤が整っている人には良い街だと思います。
逆に収入が少ない、もしくは収入が多くラグジュアリーな生活を望む人には不向きです。

秋葉原駅徒歩5分圏内に住みたいのなら月収20万以上は確保する事。

手取りで20万はあったほうが良いと思います。
何もかも切り詰めて、本当に秋葉原5分圏内に住みたいという人はもうちょっと安くてもいいと思いますが、それだと本当に住むだけになっちゃいます。
趣味であるヲタクグッズが何も買えないと本末転倒ですよね。

秋葉原に住む時に掛かる具体的な費用

具体的な設定と内訳をサンプルで出してみるとこんな感じになります。
家族構成:単身
家賃:9万円(ワンルーム 築年数15年以内)
食費:3万円
水道光熱費:1万5千円
通信費(携帯電話含む):1万円
合計:14万5千円

どうでしょうか、結構高くないですか?実家暮らしで家賃を支払わずに済んでいる人なんかには特に心理的ハードルが高いのではないでしょうか。

勿論、築年数をもっと古い物にすれば多少は料金が下がりますがその分快適性を犠牲にします。そこで加わる精神的負荷を金銭とトレードした時に価値を見いだせる物なのかという所があります。
また、徒歩15分圏内にまで範囲を広げると更に家賃がぐっと下がります。帝塚は徒歩30分圏内位まで広げて住居を探すことをお勧めします。ヲタクの人たちは、比較的運動不足な人が多かったりします。つまり、意図的に秋葉原から遠くに住むことで自らにウォーキングという運動を義務付けることができます。また、目的地が自分の趣味の集合体である秋葉原へ行くということですから、モチベーションを保てる確率は相当に高いでしょう。
雨や体調が悪い時に向かう事を考えれば、秋葉原まで乗り換え1本程度で済む最寄駅まで徒歩5分位の場所を探すと良いです。

ちなみに、上記のサンプルはあくまで必要最低限の出費に絞った物です。
ここから保険代やら、被服費、生活費、等など様々な理由で出費がかさみます。勿論、趣味のアニメグッズやら漫画やら電化製品やら、考えるだけで頭をかかえると思います。

秋葉原に住む事を比較検討する際に加味すべき交通費の考え方

しかし、現在秋葉原に行く事は多いけども遠くに住んでいて交通費がかさんでいる人は引っ越しを考えるのもいいと思います。
その際は、単純な交通費のみではなく移動に掛かる時間と自分の時給を上乗せして考えてみてください。
時給1200円の仕事をしている人が片道1時間で電車賃が500円、毎週土日は秋葉原へ行ってますという場合・・・
{(1,200円×2時間)+(500円×2)}×2(土日)×4(週)=27,200円

つまり、27,200円の差額までなら引っ越した方がお得になる可能性が出てくるという訳ですね。加えて、時々でもたくさん物を買いすぎて電車で持って帰るのが大変という方は送料も加えて考えてみるのもいいかもしれません。
意外と目に見えないコストというのは大きかったりします。
但し、気をつけて欲しいのは時間の短縮により生まれる余剰分は時給計算すれば大きい物ですが「実際には入ってこないお金」なのでそこを甘く見ないようにして下さい。
帝塚としては、その余った時間を副業なりアルバイト増やしたりお金につながる行動をしてもらう事を推奨します。今、ランサーズやクラウドワークスみたいな空いた時間にお金稼ぎが出来る方法もたくさんありますしね。

秋葉原はお金持ちが住むには向かない街

いやあ、秋葉原って済むのにお金かかるなあというのがよくわかった所で逆のパターンを見てみましょう。
逆のパターンとは?そう、お金かかるなあというのは所持金があまりない人の場合。
次は、お金がある人の場合に秋葉原という街はどういうものなのかというのを見ていきましょう。

ラグジュアリー・タワーマンションがほぼ無い

実は帝塚は起業する際に、2つの選択肢を考えていました
ひとつは現在SOHOしている賃貸マンションとは別に事務所オフィスを借りる方法。
もう一つは、タワーマンションの一室を借りてそこを事務所兼オフィスにする方法、この場合は法人登記がOKでないとダメ。結果、帝塚は前者を選び起業という事になりました。

まず、調べて驚いたのですが秋葉原駅徒歩5分以内のタワーマンションって「パークタワー秋葉原」と「東京タイムズタワー」の2つ位しかないんですよ(大手サイトで調べた結果)。家賃は勿論高額なのですが、住む場所と事務所別々に借りる事を考えた場合差額も大きく変わらないのでひとつにまとめた方がと思っていたのですが、そうはいきませんでした。
まず、その程度しかないので部屋が空いてない(笑)そして、両方とも築年数10年超えちゃってるのが自分の中でのマイナスポイント。

少し話はずれましたが、正直な所上質な暮らしを求めると街自体の雰囲気もそれとは違いますし、やっぱりお金持ちの方々には不向きな街だと思います。

秋葉原で生活用品とか買えるの?

電気街、ヲタク街としてのイメージが非常に強い秋葉原ですが生活するために必要な品物を買う場所はちゃんとあります。
食品だと「肉のハナマサ」というお店があります。スーパー!って感じで価格も良い値段設定ではないでしょうか。

化粧品類は沢山あるのですが秋葉原駅最寄で行くと「コクミンドラッグ 秋葉原アトレ1」でしょうか。

秋葉原アトレ1は小さいデパートみたいな感じで、一階には飲食関係の店舗、二階は本屋や雑貨、時々コンセプトショップ(「秋葉原アトレ1でアイドルマスターオフィシャルショップやってた」みたいな店舗)等、そのほかにも見て回れる場所がちょいちょいあります。

この様に、わざわざ遠方へ出かけなくとも普通に生活が出来る街です。

秋葉原は月収手取り20万円以上のヲタク人間が住むには最高の街

若干、ばっさり行き過ぎて暴論かもしれませんがさほど無理なく生活するというコンセプトにおいてはこのラインが無難だと思います。
周辺に実家がある人は、勝ち組です。親やご先祖様に感謝しましょう(笑)

それにしても、秋葉原に限ったことではありませんが東京23区内ってやっぱ全体的に家賃高いですね。
それだけ人が多いという事かな。

おすすめの記事