ブログを開設してはや3年目に突入している2019年。
そういえば、自分がこのブログを作るにあたって目的みたいな物や自己紹介的な事ってしたかな?と思って振返ってみたら・・・、一応ありました。

関西人、秋葉原で起業する・・・なんで?

なるほど、3年前の私はこう考えていたのか懐かしいなと思いながら20分程記事を見つめつつ物思いにふけっていました。そこで、こう思い立ちました。「もう一回、今の状況でテーマ同じで記事書いてみたくない?」
半分自問自答みたいな感じでしたが、それも面白いのではないかと思い改めて記事を書こうと決心しました。というわけで、少し長くなると思いますがお時間の有る方はお付き合いくださると嬉しいです。

ブログの趣旨

このブログを書く最大の目的は、自分の考えや想いを人々に伝えると同時に自分自身の備忘録として役立てる事が出来ればという事で運営しています。おまけ程度ではありますが、若干のお金稼ぎも出来れば嬉しいかなという側面もあります。
そこで、大まかな目的を箇条書きしてみると次のようになります。

  1. 自分の価値観や考えを発信する。
  2. 自分が学んだ事を公開することでインプットに繋がるアウトプットとして役立てる。その産物を成長の糧とする。
  3. 経営をしていく中で、主に内面的な部分や方針で迷ったり困ったりしたときに立ち返る備忘録とする。
  4. 自分への投資となる若干のお金稼ぎ

大きくわけてこんな感じです。基本的には全てがビジネスに繋がればという思いでやっています。恐らくアクセスもそう多くないし爆発的に増える事も無いと思われますし、軸はあくまで自分の為という部分に置いています。他社の為の発信は別に事業用としてニュースブログを運営していますのでそちらに任せておこうと思います。

帝塚ってどんな人なのか?

どこにでもいる、普通の30代男性です(2019年現在)。
ちなみに帝塚は本名ではありません。単純にこの漢字の字面のかっこ良さが好きで使っているだけです。実はこの名前、随分と昔から利用していてかれこれ20年くらいの付き合いになります。

はがき職人だった中学~高校生時代

20年くらいの付き合いであるこの「てづか」なのですが、元々のきっかけは中学時代にまで遡ります。当時、私は深夜ラジオを聴くのが大好きな少年でした。その理由は子供時代の思い出を振返れば共感して頂ける人が多くいるかとは思うのですが、多くの子供達同様、私はアニメが好きでした。
当時はやっていたものといえば、やはり週刊少年ジャンプ系の作品たち。「ドラゴンボール」をはじめ「幽々白書」や「ぬ~べ~」「るろうに剣心」や、まだ比較的まともだった「テニスの王子様」など、本当に色々と見ていたと記憶しています。

そんな中、当時持っていたCDラジカセでラジオ番組を何気なく色々とチューニングして聴いてみたら・・・。これが凄く楽しい、そしてアニメで聴くあの声の人が普通に喋っているという光景に興奮しテンションがとてもあがったのを覚えています。当時、これらの番組は「アニラジ」と呼ばれいわゆるヲタク層から愛されていました。

ちなみに帝塚が始めて聴いたアニラジは今でもしっかりと覚えています。
「合言葉は・・?びぃ~~!」・・字面にするとちょっと違うんじゃないかと若干の不安を覚えますが、覚えている人にはすぐにわかると思います。
そう、 國 府田マリ子のツインビーパラダイスです。当時、この字がどうやっても「こうだ」って読むのは無理だろうと子供心に思っていたのは今でもよく覚えています。そして、ベルを買おうとしても意外と見つける事が困難だという事も・・。当時はネット通販なんてなかったので、中学生の少年に出来ることなんて精々近所のスーパー辺りまで行って探す程度がせきの山でした・・。

結局ベルは見つからず、当時はそのまま諦めてしまったというお話です。
そんな悔しさから始まったラジオとの触れ合いですが、最初は聴いているだけで満足だったんです。ところが、聴き始めてから数ヶ月たった段階でとある気持ちが湧いてきます。

俺もはがきを出して採用されたい!

今となっては何故そう思ったのか、はっきりとした記憶を思い出す事ができませんが、当時はその気持ちが強烈に強かった事は覚えています。

そこから私のハガキ職人生活が始まりました。
ざっくりとした数字ですが、自分なりに目標を決めてだしていました。それは1ヶ月に100枚はハガキを出すという事。そして、一番組あたり最低でも3枚以上はハガキを書いて送るという事です。
ちなみに、何故3枚かというとこれには理由があります。ラジオを普段から聴いている方だとピンとくるかと思います。

ラジオ番組というのは、脈絡なく永遠にダラダラとトークを述べているという訳ではありません。それぞれの番組には各々特徴を出す為に色んなコーナーというのが設けられています。タイトルに紐づけられたエピソードトークや、お題を決めてそこからおもしろい話を展開するなど、番組を盛り上げる為の仕掛け(コーナー)がしっかりと設けられています。

殆どのラジオ番組が冒頭にフリートーク、その後コーナーを2つ程展開し、最後に告知や番宣などを行って終わり。という感じになっています。この構成は今でも変わらないとは思います。

そう、つまりは3つのコーナーが用意されているという事です。この各コーナーに1枚づつ送るので、1番組3枚送るという話になるわけなんです。そして、当時のアニラジ(私は大阪の人間なのでラジオ大阪と毎日放送がメイン)は基本的に金土日の22:00〜24:00に集中して放送されており、その番組数は合計でおおよそ8。ですので、毎週24枚はハガキを出す計算です。そうすると1ヶ月で大体100枚前後になるわけです。

中学生の自分に毎月与えられたお小遣いは五千円でした。ハガキの値段が当時41円だったか50円だったかという時代です。100枚というハガキは相当痛い出費でしたが、毎月最寄りの郵便局で「ハガキ100枚下さい」と注文する時は常時ワクワクしていました。やっぱり楽しい事にお金を使うのは気持ちい良い物ですよね。小さい頃からこの事をきっかけに無意識に学習していたようです。

そんな生活を中学2年生〜高校2年生になるまで続けていました。結果はどうかというと、番組によっては常連としてパーソナリティーに認識されるレベルまでになり、他のラジオリスナーからも名前を覚えられるなど、立派にハガキ職人として成果をあげていました。

当時、ハガキが採用されるたびにルーズリーフに番組名と放送日時を記録していました。正確な回数は覚えていませんが、200回以上は採用されていたと記憶しています。家にも100サイズダンボール2箱分位のノベルティーグッズが収められていました。

ノベルティーグッズの中でも最も多かったのは「宮村優子の直球でいこう」という番組のステッカーです。この番組はちょっと特殊で、リクエスト曲を送るコーナーがあったのですがそこで採用される確率が他の番組に比べ妙に高いという傾向がありました。もしかすると、曲名だけに止まらず理由や読み上げやすい内容をきちっと書いている人が少なかった為に重宝されたのかもしれません。

なんというか、当時も今も大きく変わらないかもしれませんがヲタク勢って「人の立場に立って考えて行動する」という事が頭に全くない人が多いという印象です。
もちろん、殆どというレベルではなく、あくまで多いというレベルです。秋葉原歩いてても前から人が来ても避けるそぶりを見せない人が非常に多いですしね。後ろや横に人が来るかもしれないと気をつけていれば、背中に背負っているリュックの存在を忘れて思いっきり反転なり横に向いたりして、人にぶつけたりもしないはずですしね。

ですので、ハガキの内容も「番組をおもしろくする」つまりは構成作家とパーソナリティーのお手伝い、ともすれば一緒に番組を作っているという事を完全に失念している人が多かったのかもしれません。自分が書きたい事だけ書く、もしくは例えば先ほどのリクエスト曲についてのハガキなら曲名だけ書いて終わり。とか、単純に「●●ちゃんかわいい」とか「●●最高」とか、読み手と聴き手が「ん?」となってしまうような物が多かったんじゃないかな、と大人になった今だからこそ推察してしまいます。

そんな風に採用される為に色々と考えてテクニックを身につけていたおかげで当時は学校の作文については得意になっていました。周りが全然かけないと悩んでいる中、自分だけは永遠に書き続けていられたのが当時は自慢でした。ただ、これは大人になって悪い癖としても残る事となります。

そう、文章を事細かに書いてしまい終わらせる事がなかなかできないという弊害を生んでしまったのです・・・。ハガキはね、短い文章だと採用されないんです・・・。つまり、文章は長く書く事というのが体と頭に染み付いてしまっているんです。

ビジネスの世界ではエレベータートーク(ピッチ)がもてはやされた時期があったほど、端的に短く要点だけを伝えるという事が重要視されています。私もそう思います。

ですが!その文化というか姿勢を重要視しているのに、言ってる事とやっている事が矛盾している世界的企業の意味がよくわからない行動があるんです。それは・・・

グーグル。
グーグルのアルゴリズムってよくよく考えるとおかしいですよね。物事は重要な部分を端的に短くわかりやすく伝える事が至高とされているにも関わらず、グーグルの検索順位アルゴリズムってそういう文章のページは上位に来ないですよね。

どちらかと言えば、内容そこそこにダラダラと書かれた物が上位に来るっていう印象です。物によっては結論がどこにあるのかわからないにも関わらず検索ランキング上位にいるとか、本当よくわからないです。そういう観点では私はラッキーなのかもしれませんが・・・。

と、とりあえずまだまだ書くことが沢山あるのですが、今回はここまで。一日15分くらいかけてこの記事にどんどん追記を加えていき、徐々に完成させていこうと思います。もしよければ最後までお付き合いくださいね。(2019/01/15)

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